ホーム » 京都の夏の名物は?
「京都の夏は暑い」とよく言われますが、本当に夏の京都は過ごしにくくて大変です。京都は盆地で四方を山に囲まれていますので、熱が逃げにくい昔より、暑さに対しては敏感でたくさんの知恵で生活してきました。今回は夏の京都を楽しんでもらえるよう、考えました、この記事を読んで少しでも夏の京都を楽しんでいただけることでしょう。
美味しい料理に夏の限定イベントなど、春や夏にはない京都の素晴らしい体験がきっとできるはずです。閑散期である夏は春や秋のように混雑を避けてゆったりと京都観光が可能です。せっかく京都にきても混雑した観光スポットを巡っても疲れてしまいますよね。
夏の京料理の定番といえば鱧落おとしです。梅肉や酢味噌食べますが、食欲不振の夏には梅肉がぴったりです。
鱧料理と一緒に冷酒なども愉しむのがおすすめで、京都の酒造メーカーの玉乃光酒造の大吟醸なんか美味しいですね。
6月に入ると梅雨入りしてジメジメと蒸し暑い日が続きますが、いよいよ祗園囃子の練習が室町界隈で聞こえてくる季節になってきます。
懐石料理店では、季節の風情を大切にして、6月に入ると食材や器が夏用に変わり、設えも夏座敷、夏座布団に変わります。 また、器は切子や、青竹等が多く使われるようになり、京野菜「賀茂茄子」もそんな初夏の素材のひとつです。
鱧以外によく出てくるのが賀茂茄子です。田楽、のしぎ焼きなど、賀茂茄子はきめ細かな果肉がぎゅっと詰まっていて歯ごたえがよく、果物のような瑞々しい独特の食感です。
また、夏の京野菜といえば万願寺とうがらしがありますが、これはシンプルに焼いてかつお節をかけて醤油で頂くのがベストであると個人的には思っています。
皆様は鯖寿司というものに慣れ親しんでいますでしょうか? 京都市内は海が遠く、福井の若狭湾からのサバを塩漬けにして市内に運んで調理するという文化があります。 そのサバを調理したのが鯖寿司で京料理の一つとして食されています。
こういった、夏の京都のグルメを満喫するには「料亭」がおすすめです。
いまや世界各国からの観光客で市内は人で溢れています。
なかでも定番の観光スポットはとても混み合っていています。
夏の京都といえば祇園祭・川床・五山の送り火・鱧など たくさんの名物があります。
京都の避暑方法の一つとして涼しい場所に行く「川床が良く知られています。京都の川床は「貴船エリア」「鴨川エリア」「高雄エリア」に分かれていて、それぞれに特徴があります。
貴船は京都の奥座敷でめったに行けない京の避暑地で、川のせせらぎを聞きながら頂く川床料理は格別です。
保津川下り意外にもラフティングも楽しめ、こちらは若い人向けでしょうか、カップルや友達どうしでワイワイしながら夏の素敵な思い出が作れそうです。
京都は寺社仏閣がたくさんありますが、こういったアクティビティで体を動かすのも良いですね、保津川下りは「JR亀岡駅下車」ですが、ラフティングは「JR馬堀駅」ですのでお気をつけくださいね。
ビアガーデンなど、大勢でワイワイしながら生ビールをたらふく頂くのも良いのですが、せっかく京都に来たからには、京料理と日本酒で乾杯してはいかがでしょうか。
京都の伏見エリアには多くの酒造メーカーがたくさんあり、「日本酒乾杯条例」もあるぐらいです。
問題の一つとして混雑が大問題となっています。春と秋の京都はどこも混雑していてホテルの宿泊価格も高く悪いイメージが定着してきました。
混雑でのマイナスイメージを打破するために混雑を避けた朝の観光を勧めています。
お寺の開門は早朝。
その時間であれば日中の混雑を避けてお寺めぐりが可能です。
朝の散歩は静まりかえった境内を歩くことで非日常的な体験が味わえるので私もオススメしています。
特に清水寺、伏見稲荷、東寺などは是非、朝に訪れましょう。
夏と言えば、小さな頃は色々な事がありました。
夏休みの出来事、 川で遊んだり、プールに行ったり~おばあちゃんの家に遊びに行 ったり…と昔を懐かしく思い出す事はたくさんあります。
高齢者 介護には昔の事を語り合う「回想法」というものがありますが、夏 は皆様の思い出がたくさん引き出せます。
京都出身の方なら、「祇園祭」の思い出も聞かれます。皆様と「回想法」をしながら、まっ たりと古き良き時代の世界に浸るのもよいものですね。